クラリティー 【世界の中心で、愛をさけぶ】キャスト・あらすじ・感想まとめ - アニメ・エンタメFANくら部 アクセス解析所
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【世界の中心で、愛をさけぶ】キャスト・あらすじ・感想まとめ

ドラマ
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大沢たかお・森山未來主演の名作

「世界の中心で愛をさけぶ」の

キャスト・あらすじ・感想

など「セカチュー」の全てを紹介します。


出展:TBSチャンネル(https://www.tbs.co.jp/tbs-ch/item/m1007/)

 

「世界の中心で愛をさけぶ」は、片山恭一さん原作の小説を2004年に実写化した純愛ものの小説で、出版部数200万部を突破、ベストセラー作品となり、「セカチュー」の愛称で一大ブームを巻き起こしました。

私も大好きな作品の一つで、ティッシュ片手に何十回も視聴している涙なくしては見れない悲しい物語です。

作品情報

制作2004年 東宝・TBS
原作片山恭一「世界の中心で愛をさけぶ」
キャスト大沢たかお(成人期)、柴咲コウ、森山未來(高校期)、長澤まさみ、山﨑勉、宮藤官九郎、杉本哲太、他
主題歌平井堅「瞳をとじて」
監督行定勲

主なキャスト

大沢たかお(松本朔太郎ー成人期)
1968年3月11日生(55歳)
東京都出身
身長181㎝
血液型A型
独身

 

出展:Wikipedia

柴咲コウ(藤村律子)
1981年8月5日生(42歳)
東京都出身
身長160㎝
血液型B型
独身

 

出展:Wikipedia

森山未來(松本朔太郎高校期)
1984年8月20日生(39歳)
神戸市出身
身長172㎝
血液型AB型
既婚

 

出展:Wikipedia

長澤まさみ(広瀬亜紀)
1987年6月3日生(36歳)
静岡県出身
身長169㎝
血液型A型
独身

 

出展:Wikipedia

山﨑努(重蔵=しげじい)
1936年12月2日生(87歳)
千葉県出身
身長174㎝
血液型A型
既婚

出展:Wikipedia

杉本哲太(広瀬亜紀の父親)
1965年7月21日生(58歳)
神奈川県出身
身長180㎝
血液型O型
既婚

 

出展:Wikipedia

 

 

あらすじ(ネタバレあり)

この物語は、現在を生きる主人公が高校時代の辛い思い出を胸に、新たな人生を恋人とともに歩もうとする物語で、劇中、高校時代と現在が混在しながら進んでいきます。
現在~
ある日、朔太郎(成人期)が家に帰ると机の上に置手紙が残されていました。
手紙は、婚約者の律子からのもので「しばらく出かけてきます。」という内容でした。
朔太郎が友人の店でテレビを見ていた時、朔太郎の生まれ育った香川県の高松空港前の歩道を歩いている律子がテレビに映っているのを見つけ、律子を探すために故郷である高松に戻るところからこの物語は始まります。
香川に戻ったところから、時代は1986年、朔太郎の高校時代の回想へと進みます。
劇中、現在・高校時代と場面が移り替わりますが特に違和感なく見ることができます。
高校時代回想~
毎日を平々凡々と過ごしていた朔太郎が原付に乗っていると広瀬亜紀が現れます。
広瀬亜紀は、成績優秀・スポーツ万能の同級生で朔太郎からすれば、遠い存在の女子でした。
朔太郎が原付で帰る途中、亜紀に声をかけられ二人で海に行くことに。
そこから二人は仲良くなり、急接近します。
海からの帰り道、電気屋で、ウォークマンに見入る亜紀が、「深夜ラジオでハガキを読まれるとこのウォークマンがもらえる。どっちが先に読まれるか競争しよう」と朔太郎に提案し、二人は深夜ラジオ宛に手紙を書きます。
朔太郎が「同級生が白血病になってしまい、文化祭にでられなくなった。」という嘘のハガキを書いてウォークマンをもらうことになり、亜紀に自慢すると、亜紀は怒ってしまいます。
朔太郎が亜紀に謝り、仲直りした二人は、お互いのことを知ろうと交換日記ならぬ交換テープを始めます。
カセットテープにお互いの話したいことを録音して交換することにしたのです。
現在~
朔太郎(成人期)は、実家に戻って、亜紀と交換していた古いテープを探し出し、そのテープを聞き返しながら、二人の想いでの場所をたどっていきます。朔太郎(成人期)は未だ亜紀の死を受け入れられずにいました。
高校時代回想~
朔太郎(高校期)は亜紀とテープのやり取りをしたり、無人島で一泊デートしたりと一緒に楽しい時を過ごす二人でしたが亜紀が白血病になってしまいます。
朔太郎は、自分が嘘の話をはがきに書いたからだと自分を責めますが、亜紀が「サクのせいじゃないよ。運命だったの。」と朔太郎を慰めます。
亜紀が入院してからもテープの交換は続いていました。
入院中の亜紀のテープは、同じ病院に入院してる患者の娘で仲良くなった小学生の女の子が朔太郎の学校の朔太郎の靴箱に届けてくれていたのでした。
実は、その小学生の女の子が律子だったのです。
律子が高松に戻ったのは、亜紀から預かった最後のテープを亜紀の恋人を探して渡すためでした。
亜紀からの最後のテープを受け取った日、朔太郎に渡すために急いでいた時、交通事故にあってしまい、亜紀の最後のテープは朔太郎に渡すことができなかったのです。
まだ、この時律子は、朔太郎が亜紀の恋人だとは知りませんでしたが、高松でしげじいの写真館で朔太郎と亜紀の写真を見て、亜紀の恋人が婚約者の朔太郎だったと気づくのでした。
高校時代回想~
亜紀は、日に日に病魔に侵されていきますが、朔太郎は亜紀が治ることを祈りながら、たびたび亜紀に会いに病院を訪れます。
朔太郎と行った無人島で見つけた古いフィルムを現像すると、そこにはオーストラリアのウルルという地方の写真があり、亜紀が行ってみたいと朔太郎に告げると朔太郎は「連れて行ってあげる。」と約束するのでした。
朔太郎と亜紀は、パスポート用の写真を撮影するため、病院を抜け出ししげじいの写真館に向います。
亜紀は、「忘れられるのが怖い」ともらし、写真なら自分が居なくなってもずっと残ると思いしげじいに写真を撮ってとお願いします。
しげじいは、快く引き受け、朔太郎と亜紀はスーツ・ウエディングドレス姿で記念の写真を撮影するのでした。
日に日に弱っていく亜紀を見て朔太郎は亜紀をオーストラリアに連れて行くと決心し、台風の接近したある夜、病院から亜紀を連れ出し二人でオーストラリアに向かおうとするのですが、台風で飛行機
が欠航し行くことができなくなり、朔太郎が「もう帰ろっか、この次に、一緒に行こう。」と亜紀に話しますが、自分の命が長くないことを知っている亜紀は「ないんだってば、この次なんてないんだってば。まだ大丈夫だよ。まだ私生きてるよ。」と言い倒れてしまい、その数日後病院で亡くなってしまいます。
現在~
朔太郎(成人期)は、亜紀との思い出をだどりながら、しげじいの写真館に行きます。
そこで、「亜紀の死から逃げてた、亜紀の死を受け入れられない。」と涙ながらにしげじいに打ち明けます。
しげじいは、「朔太郎、残されたものができることは、後片づけだけだよ。」と諭され、亜紀と「いつか一緒に行こう」と誓ったウルルに律子と二人で向かいます。
そして、亜紀が最後に残したテープに「私の灰をウルルの風にまいて欲しい。そしてあなたは、あなたの今を生きて。」という言葉を胸に亜紀の遺灰をウルルの風にまくのでした。
劇中のこのシーンで、主題歌である平井堅さんの「瞳をとじて」がオーストラリアの広大な大地をバックに流れます。

感想

何度もこれまで見ましたが、ストーリーがわかっているのに、涙せずにはいられない作品です。
恋人が難病にかかり亡くなっていくというありがちなストーリーですが、主人公とヒロインの心の葛藤を高校生らしく描いた作品で、大人になった主人公が過去の傷を引きずりながらも新しい今を前向きに生きようとする姿が描かれています。
朔太郎(高校期)と広瀬亜紀が次第に心を許すようになる過程やそれに伴って明るくなる二人の表情、亜紀が病気になって、悲しみにくれる朔太郎と日に日に衰えて死の恐怖にさらされ愛する人との別れに心を痛める亜紀の心が伝わってくるようでした。
心に残るセリフ、セリフという言葉は、作り物というイメージがしてあまり使いたくないのですが、
パスポートの写真を撮るためにしげじいの写真館で亜紀が言った「忘れられるのが怖い」と自分が死んだら、だれも自分のことを忘れてしまう寂しさを語るところ。
空港で朔太郎に「今日は無理だからこの次にしよう」と言われた時、「私に次はないんだってば」という亜紀の言葉に、胸が押しつぶされそうな感情になり涙なしでは見れないシーンです。
主人公の朔太郎・亜紀はもちろんですが、映画館のしげじいがこの映画にとって良いアクセントになています。
20年以上前の作品ですが、私が大沢たかおさん、森山未來さんのファンになる切っ掛けとなった作品です。
この記事を書くにあたり、他の人の感想を見たりしましたが、「重病患者を連れ出すなんて非常識」、「空港で欠航と言った係員に食って掛かるなんて迷惑行為もいいところ」などと批判的な意見もあり、映画というものをわかっていない方が多い事と感動する心をお持ちでないことに悲しくなってきました。
ご覧になられていない方はぜひご覧いただきたい作品です。

 

 

 

 

 

 

 

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